これだけ物が有り余っている日本の中にいてなぜ今、紙を選んでいるのかという問いかけは日々ありますが、どうなんでしょう。。。人に聞かれると面倒なので「何となくです」って答えてますけど。
もちろん工作少年として順調に来ましたのでプラモデルやミニカーの世界にどっぷり浸かっていました。でもある時、急にシンナーの臭いが辛くなり(年なんでしょうか)、パソコンにより日々カッターと三角定規を持っていた手が寂しくなって、紙を触り始めました所、どっぷりと浸かりました。
紙という素材には他の素材にくらべて3次曲面ができない等制約は多いのですが、その制約がある変わりに
- 材料は手に入りやすく(何処にでもありますしゴミになってしまう箱もチラシも使えます)。
- 道具も近所の文房具屋さんで最低限揃い、数も少ないので自分の部屋がなくても(仕事机?でも)広げることもできます。
- 印刷したものを組み立てますから特別シンナーを使った塗料も使わなくてもすみますから(もちろん塗れば完成度は上がります)、同居の皆様やご近所に気兼ねすることもなく。
- プラモと違って奥さん達の偏見の少ないかも
- さらに組立てていないキットも本棚という隠れ場所もあります。
- 子供と一緒に組立てることもでき。ものを作るということを教えるには最適でしょう。 (たまの休みにゴロゴロではなく何か作っている親の姿を見せるだけでもいいんです)
- 紙という制約の多いの物ですから「ここが違う」とか「ここはこんな色じゃない」とか言われないですみますから精神的にも楽ですし
- 頭空っぽにして資料も見ずにガシガシ作っていると結構ストレス解消になりますし(私だけかな)
とけっこう日本のオトーサンには好い事ずくめな感じです。
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